腸内細菌とパフォーマンス
Gut microbiome linked to performance of elite athletes
腸内細菌相とスポーツパフォーマンスの関連 (最近の Nature Medicine より)
エリートランナーの腸内で優位に多い細菌群が見つかり、マウスにその細菌株を投与するとトレッドミルの成績が上がったらしい。
腸内細菌にしろ、栄養にしろスポーツを軸にした研究ってちょっと前までは本当に皆無で、最近ようやくこうやって出てきてるなぁ
エビデンスも溜まってきて、意味のない練習や効果の薄い練習を削ることは可能な場面も増えてきた。
けど支配的な意見としては、個人にとって効果的な練習は結局主観で探るしかないし、僕らが現役の内は少なくともそこまで科学は進歩してくれないだろう。実際その通りだと思う。
(そこまで科学が進歩したときにスポーツの持つ意味とは、みたいな議論は大好物です)
だからと言ってそれに甘んじて思考停止するのはもったいない、主観を客観視する営みを怠るのは非常によくないし、何より面白くない(僕だけ?)。
最近のテーマは肩甲骨、ちょうどチームの中でもホットトピックだからもう一歩踏み込んでみようと思う。